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地域包括支援センター(第二協議体)にて、ダブルケア勉強会@杉並

 

育児×介護のダブルケアでも、仕事を続けられるしくみ作りを目指している、NPO法人こだまの集いです。

 

年末頃より、杉並区の地域包括支援センター ケア24成田主催の第二協議体に参加させていただいております^^

第二協議体とは?
地域の活動者や団体などが集まり、 既に地域にある支え合い活動など地域の情報を共有し、その地域ならではの支え合いの仕組みづくりの推進を目指すチームです。

 

先日、こちらの第2協議体のメンバーの皆様に向けて、「ダブルケア」の概要を簡単にお伝えして、ダブブルケア当事者の疑似体験をしていただくために、みんなでダブルケア366で遊びました♫

 

地域の支援者(ケアマネさん、地域包括支援センター、民生委員さん)や地域住民の方と対話できたのは、非常に貴重な機会をいただきました。

 

今回の対話の焦点は、「自己責任論」だと感じました!

 

【ご質問】

育児と介護の自己責任論という見方があるが、その点についてはどう考える?

【室津のアンサー・意見】
(心の声:良いご質問だ!ここは肝)
確かに、私自身にも育児・介護を家族で行うことへの責任。自己責任についての感覚はある。
しかし、昔と現代の社会のあり方が変化してきていることは認めていく必要がある。

《ポイント1》

・昔は兄弟数が多く地域に親戚がたくさんいるケースも多く、みんなで介護や育児を者得することが出来ていたかと思う。現代は、核家族化が進み、近くに育児も介護も頼れる人が少ないのが現状。

 

《ポイント2》

経済的な視点で見れば、昔は終身雇用の時代があり、パパの一馬力で家計は維持できていたケースが多い。
現代は、共働きの世帯も多く、また時間給で働いている人も少なくない。子どもや高齢者の急な受診や対応を行うことで、世帯収入が下がってしまう。自己責任論では各家庭が機能しなくなるケースも増えると思うので、そこは注意した方が良い。とお答えしました。

(フリーランスや時間給の人でも使える育児・介護の制度については、今後掘り下げて勉強してみます!!)

【まとめ】

2040年は現役世代と高齢者の比率は、1対1になるので、子どもを設ければもれなく介護も珍しくない。大ダブルケア時代がやってくるのです。


そういったタイムラインを受け入れながら、私たちは次の時代の子どもたちにどんな未来を残せるでしょうか^^?

 

現役世代が、働きやすい時代にしませんか?

まずは、地域レベルから一緒にそういった仕組みを作りませんか^^?

 

企業さんも、そういった視点で経営を考えみませんか^^?

継続して、地域の支援者さんや企業さんと対話を続けていきたいです。