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子育て×介護のダブルケア生活で助けられること

 

子育て×介護のダブルケア当事者の声を行政・支援者に届けるコミットをしている、NPO法人こだまの集いの室津です。

 

最近、お世話になっているダブルケアラー(経験者含む)の皆様に、お話を聞かせていただいているのですが、《助かったサポート・出来事》についてお聞きすると、

「子どもを安心して預けられる、保育園・幼稚園・一時保育所」とおっしゃる方が多い印象があります。

 

ダブルケア生活は、子育ての他に、

○高齢者の受診や入院先のお見舞い(必要備品を届ける)

○入所施設・デイサービスの見学

○契約関係など、

細々した、かつ負担の大きなやるべきことが沢山あります。

 

その中でも、小さな子どもを連れて外出するだけでも大変ですから、子どもを連れながら上記のやるべきことを同時に行うことは、きっと想像以上に大変です。

(家族以外でも外部のサービスを使うことを検討するのも大事ですよね)

 

そんな時、保育園や幼稚園に預けている間に、高齢者の受診やお見舞いに行けた、施設を探すことが出来たなどのお声をお聞きします^^

 

子育ての支援サポートがダブルケアラーの負担の軽減の一つとして、大きく助けてくれているのだと、現場の保育士さんや保育園・幼稚園・一時保育所の経営者の方々に感謝の気持ちです。

 

 

もちろん、介護の支援サポートも大きな支えになってくれています。
そういった社会的資源のおかげで、ダブルケアに直面している私たちは、なんとか生活を保てている場合が多いのではないかと感じています。


保育も介護も、助けてくれるサービスはある。

 

しかし、それでも子育て×介護に直面する現役世代が、どんなことに不都合や困難感を感じているのか、引き続き掘り下げて考えてみたいと思います。