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助けてと言えることの難しさ・大切さ

 

子育てと介護のダブルケア当事者の声を拾い、行政・支援者に届けることをコミットしているNPO法人こだまの集いの室津です。

 

コロナの影響で活動(研究・イベント・講座関連)が秋以降に集中しており、準備に勤しんでいる毎日です。

 

両親の介護と育児の〈ダブルケア〉を集中していた頃を思い出しながら、どのように日常生活を送るかこのようなことを考えて動き出しました。

 

〈どのタスクを手放せるか〉

◯平日に料理を作ることを諦めました。

料理は、買物、メニューを考える、作る、家族に提供する、片付ける、の一連の作業工程が多い。

出来合いのものを買う、テイクアウト、出前を増やすことにしました。

料理は、週末に時間にゆとりのある時に、趣味としてやることにします。

→「家族の皆、美味しい出来合いのものを楽しんで探そう!」

 

◯洗濯物をたたむことをやめました。

洗濯物ハンガー→家族それぞれの衣類を入れられるカゴを購入して、衣類の一時保管場所を確保しました。→「皆、カゴから洋服を取って着て下さい!」

 

 

〈誰に助けを求められるか〉

・夫に朝の子どもたちの送迎を託しました。

・夫とその日にやりたい仕事を報告し、時間調整を蜜にするようになりました。

・夫に、仕事帰りに買物を託すことにしました。

・子どもたちの保育園の託児時間の延長を希望することにしました。(これは勇気が必要でした)

・子どもたちに、時間の使い方変えることを相談することにしました。

→家族の皆、保育園の先生方、ご協力心から感謝します☆彡

 

 

先日、子どもたちの通う保育園に、日常の生活や仕事の状況をオープンにお話して、保育時間の延長を希望する相談を行いました。

 

すると、何と!!保育園の園長先生もかつて〈ダブルケア〉を長期間に渡りされていたと教えてくれました。こだまの集いの活動に、凄く共感をしてくださって、凄く嬉しかったです!

 

保育園の先生も大変だろうから、なかなか保育時間の延長をお願いするは、勇気のいることでした。

でも、自分のことをオープンに話すことって大事ですね。

 

 

人は、頼まれたら9割の人が「助けてくれる。」

でも、「助けて」と言える人は、3~5%という話があるそうです。

 

勇気を出して言ってみた先に、自分の抱えてるものを降ろせる方法が見つかるかもしれないですね^^

 

そんな思考をもとに、子育て、介護、仕事のタスクを見直して、両立を目指すワークショップ作りのご提供の準備を進めています☆彡

 

【参考資料】

※助けられ上手のすすめ 住民流福祉総合研究所 木原 孝久様HP