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自分の親は自分で介護する時代が来ている?

ダブルケア支援整備の促進を目指している、NPO法人こだまの集いの室津です。

 

最近、毎朝近所の公園に散歩に行っています。

自粛生活で少し丸くなってきたので、ダイエットを兼ねています(笑)

上の写真は、その時の風景です^^

 

さて、月刊ケアマネジメント8月号おすすめ立ち読みコーナー(シルバー新報HPより)で、

一般社団法人 日本ケアラー連盟 代表理事 牧野史子氏の記事を読みました。

個人的に興味深い点がありました。

 

〈図2のケアラーの属性の約50年間の統計について〉

・子どもの配偶者による介護が、約1/5急激に減っています。

・息子介護が、約5倍に増えています。

・夫による介護が、約3倍。

 

お嫁さんによる介護が、当たり前でなくなっている現実が垣間見えます。

 

少子高齢化に伴い、一つの家庭内で介護できるマンパワーも限られますし、

時期は異なるかもしれませんが、複数名の高齢者を介護する家庭が増えいます。

 

なので、自分の親は自分で介護する。という傾向になって来ているのかもしれませんね。

 

個人的には、その方向性はケアラーの方が1人で抱え込みやすくなる気がしていて懸念しています。

 

やっぱり介護のプロの力を借りながら、介護は可能な限りチーム戦で、

1人の家族に負担が集中しない形が望ましいと思いますが。

 

まずは、当法人ではダブルケアに直面している方々にお話を聞かせていただいて、

どの様な状況にお困りな点を抱えているのか、まずはお話を聞かせていただきたいと思います。

 

そして、当事者の方達と一緒に考えていくというアクションを起こしていこうと思います。

 

家庭内で介護を調整する上で、想像以上に色んなケアが複雑化しているのを感じたデータでした。