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障害あるなしに関わらず、子ども達が保育園に通えるようになるためには。

多世代が活躍できる仕組みつくりを目指しているNPO法人こだまの集いの室津です。

 

私は、未就学児の子どもを二人杉並区内で育てています。二人とも、別々の認可保育園にお世話になっています。

 

先日、下の子の保護者会に参加させていただきました。

 

その時に、園長先生からこんなお話がありました。

 

「近年、医療の進歩に伴い医療的なケアが必要なお子様が増えてきています。

その中で、民間の保育園では先駆的に医療的な子どもたちの保育を受け入れていますが、認可保育園としても医療的なケアを必要なお子様を受け入れていきたいと思っています。

皆様のご理解をよろしくお願いします。」とお話を頂きました。

 

園長先生のお話から覚悟を感じまして、胸がジーンとしてお話を聞いておりました。

 

杉並区には、医療的なケアを必要とする子どもを育てているママパパ達が結成した、NPO法人みかんぐみという団体様があります。

 以前、みかんぐみのママさん達のお話を伺う機会がありました。

 

みかんぐみのママさんたちは、働き盛りの世代でもあり、キャリアが豊富な方たちなのです。

 

ですが、医療的なケアを必要とする子どもたちを託児してくれる預け先が少ないことや、子ども達の体調面を考えると仕事を続けていくのには、ハードルが高いとお聞きしました。

 

みかんぐみさんでは、そんなママたちの声を受けて、柔軟な働き方が可能になるように在宅ワークの就労支援事業に取り組まれ始めていらっしゃいます。

 

今回、保育園側のコミットとみかんぐみさんの想いがリンクしたように感じられました。

世の中が良い方向に少しづつシフトしていくことに嬉しさを感じています^^

 

私たちの様に子どもたちを保育園にお預けしている親としては、障害の垣根なく子どもたちが保育園に通い続けられるように見守っていけるといいなと感じています。

 

医療的なケアを必要としている子どもたちを育児しているパパママと子育て×介護に向き合うダブルケア世帯の平均年齢は、ほぼ一致しています。

 

全く他人ごとではないんです。

 

ですから、このような動きがあることは嬉しいのです^^

 

このブログを書いた翌日に、杉並の社協さんでバッタリとみかんぐみの代表 村さんに再会できました!!

引き寄せですね(笑)このご報告ができたことも嬉しかったです^_^

 

以下の画像は、医療的ケアの必要なご家庭の生活の知恵が詰まっています。

 

医療的ケア児の支援に関わる訪問看護師さん達も素晴らしい本だと絶賛されていらっしゃいましたので、医療的ケア児の支援に携わる方々におススメの一冊ですよ(^^♪