子育て×介護に直面する、多世代が暮らしやすくなる仕組み作りを考えているNPO法人こだまの集いの室津です。
私たちのように、子育て×介護を抱えている場合、家族みんなで外出や旅行に行くのに、赤ちゃん連れでオッケーな場所、車椅子やベビーカーで移動可能なのか?等、家族全体のバランスを考えて計画を立てる必要があります。
例えば、我が家のダブルケアの状況では、介護が必要だった父親はステージ4のガンという診断を受けていました。残りの人生が、約1年前後であるという状況で、父親に生きている間にやりたいことはないか?と聞きました。
今でいう、【人生会議】のワンシーンですね^^
その時に、父親は今ままで一度も四国に行ったことがないので四国に行ってみたいと希望を伝えてくれました。
しかし、父親や家族としてはこんな心配がありました。
・今は体が動くけど、もし外出先で何かあったらどうしよう?
・当時3歳の私の娘も一緒に行くため、父親と3歳の子どもが体力的に無理のないコースを考える必要がある。
これらに関しては、丁寧に家族で話し合い、父親の体が動くうちに人生に後悔を残さない選択をしようという決断に至りました。
そして、無事に四国旅行に家族みんなで行くことができました^^
毎晩、家族で宴会をして、長い階段で有名な香川県の金毘羅宮にもお参りでき、松山の道後温泉にも遊びに行くことができました。(画像は、金毘羅宮の階段を登りきって、讃えあっている父親と私の娘です。)
この経験は、父親も含めて家族みんなにとって良い思い出になりましたし、父親を看取った後も後悔が非常に少なかったのです。家族みんなで納得した幸せだと感じる行動をとることができました。
【多世代一緒に外出•旅行に行くために考えること】
当法人の副代表 森安みかさんが、車椅子やベビーカーを使用している家族と一緒に外出や旅行に行きやすくなる準備を教えてくれる企画を行います^ ^
ファミリーマップという家族全体のバランスや助け合える協力関係を、可視化して家族みんなで話し合えるような講座を12月21日(土)ソニーシティ大崎で開催です。
また、講座の第2回目として、安心して外出や旅行に行けるようにロードマップ作りの講座も1月18日(金)開催予定です。
当法人の副代表は、保育士✖️社会福祉士✖️ケアマネージャー✖️理学療法士といった多世代に関わるエキスパートです!ぜひ、アドバイスを求めていただけたらと思います^^
介護や子育てを兼ねていても、大切な家族との時間が持てる機会に繋がりますように^ ^