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杉並区男女平等推進センター講座 第三回すぎなみダブルケア講座

子育て×介護のダブルケア課題の解消に取り組んでいる、NPO法人こだまの集いの室津です。

 

子育てと介護を両立している世帯が継続して就労を継続できる様に、これからダブルケアがおきる可能性の方や現在ダブルケアに直面している方、並びに地域包括支援センターといった支援者側を対象にした講座を開催いたしました。

第3回目の講座内容:
ダブルケアに直面しているお二人の方に、遠距離介護と多重に渡るマルチケアに向き合い生活をいかにコーディネートされてきたお話を伺いました。

 

遠距離介護の体験談は、東京在宅サービスの湊さんより。

多重に渡るマルチケアの体験談は、ダブルケアかわさきの高安さんよりお話をいただきました。

 

その後、ダブルケアにより困っている点、どの様な支援があればダブルケアを両立し就労が継続できる可能性があるかの2テーマでワークショップを行い、参加者の皆様で議論を重ねる会を設けました。

 

【ワークショップでは以下の内容の意見が挙がりました。】

・どこに相談に行ったらいのか分からない。ダブルケアの相談窓口は、どこに行ったらいいのかわかりやすく教えて欲しい。
・働きたいのに働けない。職場の理解があり、短時間勤務が可能になればダブルケアと就労は両立できるかも。
・自分のスケジュールで手一杯。産後うつになり、ダブルケアで子育てが不十分になっている状態にストレスがある。
・気持ちを吐き出せる場所が欲しい。
・子育てと介護について相談できるワンストップ窓口が望まれる。
・子育てと介護は女性が行うという思い込みを捨てて、男性や職場を含めてワークライフバランスを考える必要がある。
・介護をしていることで就労時間が短くなることから、保育園に入園するポイントが減り入園しづらい状況。ダブルケアが、保育園の入園や高齢者施設への入所基準の加算になることを望む。介護にしても保育園の申請に関しても、書類が多すぎる。システム化できると負担が大幅に減るので、書類関係はシステム化して欲しい。

 

下に添付した画像は、今回講座にご参加くださった皆様の渾身の想いでかいてくださった、3チームのワークショップのご意見表です^^

 

当日、ご参加いただいた皆様ありがとうございます♬

 

 

師走になってまいりましたが、2020年!!は、当事者のお声をどんどんお聞きする年にしたいと思っております^^

 

2020年1月18日(火)10時から12時 杉並区阿佐ヶ谷のカフェ ほっくる様でゆるい感じのダブルケアカフェ(祝!第一回)を開催予定です^^