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感想「社会起業家になるためには」

知人にお勧めしていただき、「社会起業家になるには」籏智優子著 ぺりかん社を読みました。

 

病児保育を日本に広げたことでも有名なフローレンス駒崎弘樹さんや農業、教育格差、医療介護関連、環境の課題に取り組む社会起業家のエキスパートたちが、なぜ社会課題に関心を持ち起業しようとしたのかがそれぞれに述べられています。

 

個人的には、ミドリムシという藻をエネルギーに変えて、高エネルギー食品やバイオ燃料まで開発されている事業の話に大変興味深く感じました。非常にエコだし、経済が回る仕組みが作れそうだと思いました。

 

本著は、生活の中で社会的な問題も見つけて、気づいたら社会企業家になっていた方が多いように思います。

 

社会課題を解決するビジネスは、事業化するのにレベルが高く経営を維持するのに困難な点も多いかと思いますが、強い思いを持っていてこそできる事業なのだと改めて感じています。

 

私自身、看護師として勤務していた中で突然の子育て×介護のダブルケアのキーパーソンとしての役割が生じました。その中で、子育てと介護の二つの分野がまたがることで、必要な情報や支援が得にくい現状を体験しました。

 

ましてや、子育てと介護の情報を仮に得ることができても、それを生活の中に落としこみマネージメントしていくのには、医療介護の一定の知識や経験、もしくは高い管理能力を有していないとかなりーハードルの高い作業となります。それを、一般の人たちがやらざるを得ない現状を知り、とても驚きました。

 

きっと、声を出せずに社会から孤立している人も多いと感じました。

 

自分の子どもたちが成長した数十年後には、少子高齢化が加速しますので、ダブルケアは珍しくない状況になるでしょう。

 

今のまま、ダブルケア支援が未整備であることは避けたいという思いから、私はNPO法人こだまの集いを設立しました。


ダブルケアの情報支援やコミュニティ作りを通して、行政や支援者に当事者の声を届けることを目的としています。


話はそれましたが、本著を読みソーシャルビジネスのハードルの高さ、やる意義について感じることが出来ました^ ^